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園長のブログ

 

日々のあれこれ ≪SINCE 2010≫

日々のあれこれ ≪SINCE 2010≫
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なぜ卒園制作をしてきたのか、腑に落ちた瞬間について。
2017-03-17
年長組85人が25枚のキャンバスに向かって来た卒園制作が完成しました。
50号のキャンバスの中に、5歳児が3人あるいは4人の表現が、せめぎ合い、協調し、完成の日を迎えました。
 
卒園制作を始めてからの数か月の表現ではありません。
それぞれの園で過ごした年数、(長い子は4年近く)気づいて描いて培ってきた表現の集大成です。
 
そして、同じ年数、人として幼稚園で成長してきた力を発揮しなければ描けない、完成しない作品を、完成までやり遂げる。
それが、卒園制作です。
 
最初から最後まで同じペース、変わらぬ集中力をもって取り組んできた子がいました。
時に描いている対象を見失ってしまう子もいました。
 
何を思って何を描くのか。
自分は何色の絵の具でそこにある物をどう描きたいのか。その色を作る努力をするのかしないのか、思いと違ったら描き直すのか諦めるのか。
 
一緒に完成を目指す友達は何を描いているのか、思いが同じでなかったら指摘するのか、見ないふりをするのか。
友達に言われたことを受け止めるのか、聞こえないふりをするのか。
黙って気に入らないところを描き直すのか、友達が描いたところだからと遠慮してあきらめるのか。
自分の行動を決めるのは、自分。子どもたち自身です。
 
美術講師のしもん君の情熱が子どもたちに注がれます。
しもん君の情熱が伝わると、はっとして色を作り始める子がいます。
終盤戦に入ると、目的をもって取り組み続ける子だけではなくなってきます。
 
「これは皆さんが描いている皆さんの絵です。決めるのは自分です。自分で考えてください」
卒園制作も終盤に差しかかったころ、しもん君からそんな言葉が聞こえてくるようになりました。
 
「今日のしもん君きびしいね」
「それは僕が真剣だからですよ。皆さんの卒園制作を素晴らしい絵にしたいからです」
「皆さんにはできます。できるのにやらないなんてもったいないと思いませんか。やったらもっと素晴らしい絵になるんですよ」
 
「疲れた~」
「それは皆さんがよく考えている証拠です。頭を使う、考えるというのはとても疲れるんですよ。疲れるくらいよく考えて描いているから、絵が素晴らしいものになってきたんじゃないですか」
 
しもん君の指導に熱が入ります。入園から通して子どもたちを見ているということは、担任より子どもたちを知っているということでもあります。
そして、子どもの発達や性格を理解して、絵の指導に生かすセンスは私たち幼稚園教諭には及びません。
 
 幼稚園教諭としての役目は、子どもたちの、表現はもちろん、葛藤も友達への感情も否定しないこと。
必要だと判断したら思いを表出するためのきっかけと方法について援助するのみ。
あとは、友だちの顔に絵の具をつけたりしないよう、ケガや事故がないように目を配ること。
夢中になって描いているうちに、描いている対象物についての観察力がおろそかになってしまう子に、デッサンした作品をもう一度見るように声をかけたりすること。
「○○色の絵の具出してください!」
の声のする方へ、絵の具のボトルを持って駆けつけること。
 
「見守ること」に徹した時間は、保育者として成長させられた時間でもありました。
はっとした感動と気づきをもって成長させられたと言った方がいいでしょう。
 
卒園制作期間中、今、この子が〝何かを超えた〟と思える瞬間に何度も出会いました。
それは、何かを終えて成長したなと感じるという類の感動ではなく、本当に瞬間的に、そう気づく機会があったのです。
見守る、ということで、その瞬間に何度も出会えました。
 
なぜ卒園制作を行うのか、子どもが〝何かを超えた〟その瞬間を見たことで、本当の意味で腑に落ちました。
成長とは、今の自分を超えていくこと。
幼稚園にできるのは、そのきっかけと環境を準備すること。
 
①卒園制作の企画立案と指導=しもん君
②環境整備=幼稚園
③情熱をもって行う教育
④子どもとの信頼関係
①+②+③+④=卒園制作の完成!となりました。
 
素晴らしい卒園制作。いい卒園式でしたね。
でも、今はすぐに過去になります。
 
前を見て、今日の自分を超えて明日の自分へ、未来の自分を目指しましょう。
85名の卒園児と保護者の皆様に幸あれ!
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
雪遊びをしました!
2017-01-17
1月16日の雪遊びの様子などを、保護者専用ページの「幼稚園での生活」というカテゴリにアップしました!
 
10人が入れるかまくら や 龍の雪像 の画像も載せておきましたので、皆さん是非見て下さいね(^^)/
 
〝気づき〟について
2017-01-11
1月7日に「木炭デッサンを楽しもう」という、しもん君のワークショップを行いました。
 
はじめに、デッサンとは何ぞや?という話を聞いて、
「おお、そうなのね」「なるほど」と気づくこといろいろ。
 
ピカソが12歳のときに描いたデッサンやしもん君が描いたデッサンなどを見せてもらって、またまた気づきがあって。
 
描き方(物の見方、捉え方、感じ方とそれを表現する方法と言った方がよいかも)を教えてもらって、
木炭紙と木炭について教えてもらい、木炭の削り方も見せてもらって、さらに気づくことがたくさんあって。
さあ、いよいよ、大人9名と子ども5名(年少~小学生)が、木炭を手にイーゼルの木炭紙に向かいました。
 
モチーフは林檎。
林檎は赤、のはずはありません。
一個の林檎に様々な色があり、林檎にも、置いた布の上にも、光が様々な影を作っている。
影は林檎の存在を確かなものにも見せてくれる。
 
「色を意識して描いてみてくださいね」
しもん君が回りながら気づいたことを言葉にして、話しかけてくれます。
 
黒い木炭で、さまざまな色、質感、量感、皆さん見事に表現していました。
 
学ぶこと、知ることから気づきが生まれて、創造へとつながっていく。
創造はさらなる気づきを導き出し、新たな創造への欲求が生まれる…。
 
みなさん、大人も子供も、ものすごい集中力で描いていました。
なかなか素敵な時間を過ごせたのではないでしょうか。
 
最後にデッサンを鑑賞しながら講評をしてもらいました。
デッサンは初めてという方が多かったのですが、
「楽しかったです~」
そんな声も聞かれました。
 
 
美術ワークショップ「木炭デッサンを楽しもう!」(美術講師のしもん君です)
2016-12-22
いつもお世話になっております。
美術講師の草野志門です(^^)
冬休み終盤の1月7日(土曜日)に行うワークショップを企画しましたので、皆さまにご案内をさせて頂きます。
少人数で楽しく行いたいと思いますので、デッサンに興味のあるお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃん、子どもさんと一緒に、ぜひご参加ください。
 
日 時
1月7日(土曜日)の10時~11時30分
 
 
場 所
わかば幼稚園、ランチルーム(東玄関からお入り下さい)
 
 
持ち物
上履き、ハンカチ、ティッシュ
 
参加費
(画材費込み)
親子1組 1000円
 
ワークショップの内容としましては、園児たちが、今年度の卒園制作でもやっている、木炭デッサンに取り組んでもらおうというものです。
木炭を使用するためには、どんな道具が必要なのか?
木炭で表現出来ること、デッサンとは?
絵の講評タイムなどなど…
こんなことを90分くらいのワークショップとして行おうと考えています。
 
対象年齢については特に設けませんが、木炭という繊細な画材を使うため、絵画への興味が無いと制作に集中しづらいと考えられます。(年長児においては全員経験しています)
興味があって、是非やってみたいと言うお子さんであれば、歓迎いたします。
在園児に限らず、小学生も参加可能です。
お父さんお母さんだけで無く、祖父母の参加も、もちろんOKです。
 
参加をご希望の方は、12月26日~12月27日の7時30分~18時の間に、幼稚園までお電話下さい。
先着10組とさせて頂きます。
 
木炭とは、非常に繊細に描くことが出来る画材です。
物の中に存在する色、光と影、空間、重量などを、コツを覚えるとさらりと表現することが出来ます。
白黒の濃淡での表現の世界ですが、世界の巨匠たちも通ってきた道を、ぜひこの機会に体験してみて下さい。
 
発表会の午後。
2016-12-09
発表会においでいただきましてありがとうございました。
子どもたち一人ひとりの、行きつ戻りつ山あり谷ありの日々の成長を見てきましたから、本番の演技に心の中で拍手喝采しながら見ていました。
 
さて、2学期最後の大きな行事を終え、それぞれ記録やパソコンに向かっている静かな午後、
「年長の先生たち、今、木炭デッサンやれそうですかね」と、作品の整理をしていた志門君がつぶやきました。
 
おお!そうだった。
子どもたちはすでに木炭デッサンを経験したのに(絵を楽しもう参照してください)普段まとまった時間が取れなくて、先生たちがまだ経験していなかったのです。(私が大学の美術の授業で経験していたので皆も同じだと思っていたら、今はやらないとのこと。考えてみれば35年前ですから変わっていてあたりまえか…)
この先2か月かけて取り組む卒園制作の最初の段階を、先生たちも経験する必要があります。
今日はまたとないチャンス!
 
「あのね、大丈夫だったらなんだけど…」忙しそうな先生たちに声をかけると、
「やります!」と気持ち良い返事が。
 木炭デッサンの授業が始まりました。
 
木炭、練ゴム、木炭紙。使う道具の特性、使い方、描く対象の見方、光、影、色のトーン、指や手の使い方、etc…。
 
いつも子どもたちに提供するように、丁寧に教えてもらいながら描くこと1時間。
先生たち初めての木炭デッサンが完成しました。
 
「私、1時間も描いてたんですね」
夢中で手を動かしていた先生がつぶやきました。
気付いたら1時間。タイムリミットがなければまだ描いていたと思います。
 
「みなさん初めてにしてはとても描けてますよ」
最後に並べて鑑賞しつつ、志門君の講評を聞きました。
 
試行錯誤しながら描き上げた自分の作品をみながら、
「子どもたちすごいなぁ」
と感想を漏らす先生たちでした(笑)
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